読了目安時間:電車2~3駅分

こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- 転職エージェントがむかつく理由が分かる
- 転職エージェントをうまく利用する方法が分かる
この記事を書いているわたしは過去に3度転職しており、すべての転職で転職エージェントを利用しています。Twitterアカウントはこちら。

転職エージェントは個性的な方が多いので、中には無遠慮に過去の人生を問いただしてくるウザめな人もいれば、そもそも生理的に無理って人もいます。(失礼だとは思いますけど事実だと思います)
正直むかつくと感じることも多いのですが、転職エージェントを味方につけると転職活動がかなり楽になるのも事実。
この記事では、転職エージェントがむかつく・ウザいと感じているアナタに、【転職エージェントをうまく利用する方法】をご説明していきます。
では早速説明していきましょう!!
転職エージェントがむかつくと感じるのはあなただけではない
見出しの通りでして、転職エージェントに不満を抱えているのはアナタだけではありません。「自分は性格が捻くれてるんだろうか?」と悩む必要なしです。
クチコミ
転職エージェントから電話が来て、進んでた選考の不採用通知とともに、年齢のこととか、職歴の浅さとか、色々と厳しいことを言われる。自分でも分かってることなんだから、わざわざそんなこと言わなくてもいいのにね。言うのだとしても、どう考えてもこのタイミングじゃない。
— 旗白たし@生き苦しい (@hatashirotashi) February 12, 2020
「どの会社でもいい」が本音の転職を勧めるくそ転職エージェントがおるせいで不幸な人が増える。負のモチベの転職を推すエージェント絶対使いたくない。自分で選択出来ないしただ不満を嘆くだけな人が多いのは分かるけどどうやって人生の選択ができるように頭を絞るのがエージェントじゃないのか pic.twitter.com/DwpnIC6DoT
— ごぼー @1年目マネージャー (@GoboShuto) February 8, 2020
転職エージェントに相談したら心折れた
— いこり13世🍷 (@kringo4096) February 7, 2020
転職エージェントがむかつく理由3つ
主な理由は以下3つ。
転職エージェントがむかつく理由
- 偉そう
- アドバイスではなく説教
- 分からないことを隠す
偉そう
転職エージェントってなぜだか偉そうなんですよね。
転職という、人の人生の節目をアドバイスする仕事柄か、偉そうな方が多いのは事実だと思います。反発してもメリットは何もないですし、そういうものだと思って淡々とやりとりしましょう。
転職活動は自分が得られる合理的なメリットを突き詰めていくことが成功の近道です。
アドバイスではなく説教
転職希望者が若い20代の場合、アドバイスではなく単なる説教を展開するエージェントもいます。
エージェントは多くの転職希望者と面談してきているので、転職理由や希望条件の分析が甘めな人には厳しい物言いをしたくなるんでしょうが、初めて転職を検討する人からすると単なる説教オヤジ・お姉さんですよね。
詳しくは後述しますが、こんなエージェントと会うのは時間の無駄なので、即エージェントの交代をお願いしましょう。
分からないことを隠す
基本的に、転職エージェントには得意な業界というものがあります。
金融業界が得意、メーカーが得意・・・色々ありますが、転職希望者が転職エージェントの専門外の業界情報を質問した時、知らないのに知ってるフリをして『その業界は求人が少ない』なんて言う人が稀にいます。
そんな転職エージェントかどうかを見分ける方法は、何か質問してみること。
『どんな人が求められてるか』を質問し、納得できる回答が得られなければ、業界知識が不足している可能性大です。
転職エージェントの目標は【転職させること】だと意識しよう
転職エージェントのビジネスモデルは、転職希望者が転職に成功すると、受け入れた企業から成功報酬を得るというもの。
なので、そもそも仕組みとして転職エージェントの顧客は転職希望者ではなく、企業です。(転職エージェントにより異なる場合とあり)
上記の事実を転職する側が理解するべき理由は以下2点。
転職エージェントの目標を理解する意味
- 誤った転職を避ける
- 自分のペースを守る
誤った転職を避ける
例えばアナタが『違う業界で働きたい』と思っていても、転職エージェントの中には『アナタのキャリアではもう未経験業界への転職は難しい』と言って、同一業界の求人ばかり提案してくる人がいます。
中には本当に難しいケースもあるでしょうが、本当に転職が難しいか、たいして調べていない転職エージェントも多いです。

こう感じたら、その転職エージェントには以下を質問してください。

できない理由をアナタが聞いて、合理的だと納得できなければ、エージェントの交代を依頼しましょう。
自分のペースを守る
何かと理由をつけて急かしてくる転職エージェントは、残念ながらハズレです。
過去3度転職しましたが、転職活動は焦って行動しても良いことは何もありません。(誓います)
本当にアナタのことを考えている転職エージェントは、アナタが鬱陶しいと思うほどの頻度で接触してきません。
転職希望者の転職を成功させて自分の目標を達成したいだけの転職エージェントとは距離を取りましょう。
転職エージェントはむかつくこともあるが利用すべき
転職希望者エージェントにはむかつく人も多いですが、利用はすべき。理由は以下3点。
転職エージェントを利用すべき理由
- 企業の採用ニーズを把握できる
- 企業との年収交渉を任せられる
- 細かい各種手続きを代行してくれる
転職エージェントは使い倒すものというイメージで付き合いましょう。
企業の採用ニーズを把握できる
転職エージェントを利用せずに、企業の採用ニーズを知ることは難しいです。(というかほぼ無理)

こう思うかもですが、実際のニーズは全然違うなんてことが殆どですよ。
例
ホームページ:30代までの経験者を優遇
実際の企業ニーズ:『応募者少ないから、未経験でも30台前半なら採用しようかな』『応募者少ないから、経験者なら40代でも採用しよ』
この程度の誤差はよくありますが、ホームページから読み解くのは無理。
一方、転職エージェントは企業の人事部と直接情報交換しているので、【企業の採用の妥協点】も感覚的に把握していることが多いです。
転職希望者は転職エージェントの感覚を利用すべき。
企業との年収交渉を任せられる
転職エージェントなしで、企業と年収交渉なんて普通無理です。
仮に交渉できて年収を上げることに成功しても、入社後に気まずい思いをしますし、何よりも入社後のパフォーマンスに対するハードルが爆上がりします。
転職後の仕事のし易さは【優秀な人材だと思わせながら、いかに入社後の期待値のハードルを下げられるか】で決まります。(変な日本語ですが本当にコレ)
年収交渉は転職エージェントに任せて、入社後のハードルを無意味に上げないようにすべき。
細かい手続きを代行してくれる
転職にはわりと細かい手続きがあります。
転職での各種手続き例
- 応募手続き
- 面接日の調整
- 入社関連の手続き etc
転職活動では業界研究や求人検索、面接対策に時間をかけるべきなので、上記の"作業"は転職エージェントに任せてしまう方が吉。
転職エージェントを利用する際のコツ
転職エージェントはただ利用するのではなく、使い倒しましょう。その際に意識したいことは以下3点。
転職エージェントを利用するコツ
- 発言の理由・背景を必ず聞く
- エージェントの交代依頼をためらわない
- こちらから希望を伝える
発言の理由・背景を必ず聞く
転職エージェントは様々なことをアドバイスしてきます。
その際、単に聞き流すのではなく、『それはなぜ?』と感じたことは必ずその場で理由を聞きましょう。
例
- 今はこれぐらいしかアナタに合う求人がない→Why?
- 未経験業界への転職は難しい→Why?
- この求人がおすすめ→Why?
特に3は、なぜアナタに合うのか?を聞くべき。
業界として成長してるとか、福利厚生が良いなどの理由は一見もっともらしいですが、アナタに合う理由にはなりません。キチンと理由を確認しましょう。
転職エージェントがキチンとアナタのキャリアを踏まえた上で発言しているか、見極める材料にもなります。
エージェントの交代依頼を躊躇しない
正直、転職エージェントとは相性もあります。

こう感じたら、転職エージェントが所属している会社に連絡して交代をお願いしましょう。合わない転職エージェントと良い転職活動を進めていくことは難しいです。
お願いの台詞は以下の通りでOK。
転職エージェントの交代お願い例
例1-違う業界を知りたいとするケース-
『◯◯さんからは色々情報をいただいているのですが、私の希望する業界に得意な方ともお会いしてみたいと思っており、機会をお作りいただけないでしょうか?』
例2-人柄ではなく、目的の違いとするケース-
『◯◯さんからは色々情報をいただいているのですが、目指している部分(転職時期など)に若干の違いもある気がしており、どなたか別の方との面談機会も持ちたいと考えています』
例2は多少踏み込んでますが、相手に失礼な文章ではないので問題ないです。(私も実際使ってます)
こちらから希望を伝える
1番お伝えしたいことがコレです。
転職エージェントは使い倒しましょう。決して【利用させてもらってる】なんて思わないことです。
未経験の業界に転職したいと思うならキチンと伝えるべきだし、年収を最低◯万円にしたいと思うなら正しく伝えるべき。
期待するような回答が返ってこないこともありますが、難しいなら【どうすれば挽回できるか】を聞くべき。聞かないと挽回法すら分からないままです。
当然ですが、転職エージェントは転職市場全体を1番知る人間なので、アナタの現在地がよく分かります。他の転職希望者との位置関係を知ることは、転職が成功するかどうかの第一歩です。
転職エージェントには希望をすべて伝えて、使い倒しましょう。
オススメの転職エージェント
注:年代別オススメ転職サイト・エージェントのランキング記事を投稿する予定
転職エージェントがむかつく場合のまとめ
このあたりでまとめます。
まとめ
- 転職エージェントにむかついているのはあなただけではない(安心してOK)
- 転職エージェントの目標は転職希望者を転職させること
- 転職エージェントはむかつくことも多いが利用すべき
転職エージェントを利用する際のポイント
- 転職エージェントは使い倒す感覚で!(利用させてもらってる感覚は今すぐ捨てるべし!)
- 転職エージェントはとにかく質問責めにする
- この転職エージェントとは合わないと感じたら、即交代をお願いする
以上です。
転職エージェントにはむかつくことも正直多いですが、味方につけるとこんなに頼もしいことはないとも思えます。
そんな素敵な転職エージェントと出会えることを祈ります。
-
31歳で初めての転職は遅いか?
(読了目安時間:電車2~3駅分) 転職希望者31歳で初めての転職は遅いの? こんなお悩みを解決します。 本記事を読むと、31歳からの転職で必要なポイントが分かります。 なぜなら、わたし自身がそ ...
続きを見る
-
ビズリーチの評判・特徴を現役銀行員が徹底分析【金融マン必見】
読了目安時間:電車2~3駅分 転職希望者ビズリーチってよく聞くけど実際どうなんだろ? こんな疑問に答えます。 本記事の内容 ビズリーチの仕組み ビズリーチを実際に使った感想 ...
続きを見る