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【30代】転職を失敗する理由と解決策

2019-11-10

(読了目安時間:電車3~4駅分)

 

・30代の転職ではどんな失敗があるだろう?
・失敗する理由って何だろう?
・30代の転職では特にどんなことに注意すれば良いだろう?
・転職で失敗したかも。もう30代だし、どうしよう?

 

こんなお悩みを解決します。

 

■この記事の内容
・30代の転職で失敗する具体例が分かる
・30代の転職を失敗しないために優先すべきこと3つが分かる

 

ちなみに私はこれまでに3回転職してまして、うち2回は30代になってからの転職です。

未経験業界への転職も2回経験しており、その間の年収と働き方の変化は以下の通り。

 

1社目:650万円(プチBlack)
2社目:480万円(給料低いWhite)
3社目:570万円(給料低めHardBlack)
4社目:1,100万円(給料良い超White)

※年収推移はこちらで開示しています

 

30代転職では

 

何を求めるべきか

どんな時に失敗したと感じるか

 

身をもって経験していますので、説得力はそれなりにあるかなと思っています。

 

30代の転職で失敗すること

 

(30代に限らないですが)転職での失敗例といえばこんなところです。

 

失敗事例

 

・良い求人がない(情報過多に原因があること多い)
・転職エージェントの使い方が分からない
・履歴書、職務経歴書の書き方が分からない
・面接でうまく話せない
・会社を辞めてからの転職活動が想定よりも長引く
・年収ダウンしてしまった
・転職したけど思ってたイメージと違う
・転職先のレベルについていけない
・転職後の人間関係がうまくいかない
・家族の理解が得られない

 

うち、30代の転職で重要なポイントを説明していきます。

 

優先①:転職活動を始める前に自分の業務経験・強みを確認する

転職活動はお見合いのようなものです。

 

自分の業務経験(経歴)と強み(性格)を理解することが、良い求人(結婚相手)を見つける秘訣です。

 

企業に刺さる業務経験とは

30代転職は即戦力採用とよく言われます。

 

では即戦力とは何ぞや?と疑問に思うかもですが、わたしは経験にこう考えます。

 

即戦力=業務経験があること

 

見方を変えると

 

社内で働く姿を企業が具体的にイメージできる

 

「頑張ります」

「こういった強みがあります」

こんなアピールが絶対ダメという訳ではありません。

 

業務経験と自分の特長(強み)のどちらを前面に出してアピールするべきか?といえば、『業務経験』という話です。

 

未経験業界への転職で注意したいこと

こういった話をすると、

 

業務経験がない求人には申し込んだらダメですか?

 

 

と聞かれるのですが、それはケースバイケースです。

 

求人内容と完全に同じ業務経験を持つ人は、いないことも往々にしてあります。

なので、近い業務を経験していれば十分です。

 

個人的に業界を変える転職は年収を上げるチャンスだと思っています。

 

ただ、一方で、自分が経験している業界とあまりにも離れすぎると年収を上げることは難しいです。

例えば、医療機器のメーカーで働いている人がWebマーケティングの会社に転職できるかといえば、普通は難しいと思いますよね。(まったくないとは言いませんが)

他にも、金融機関で働いてる人がアパレル系に行けるかと言えば、行けるかもしれないけどカラーが違い過ぎて苦戦しそうな感じがしませんか?

 

転職で年収が上がるのは、例えば医療機器メーカーから医療機器販売とか、金融機関からコンサルとか、近い業界で転職するパターンです。

 

詳しくは以下の関連記事でも話をしていますので、これらもあわせてお読みいただければと思います。

 

企業に刺さる強みとは

「強み」は他の応募者との差別化を図るときに重要な要素です。

 

転職活動をしている人でよくやってしまうのが、自分の強みを前面に出し過ぎてしまうこと。

実績をアピールし過ぎるのは、実はあまり企業にウケません(わたしも1回目の転職ではこれやってました)。

 

なぜなら、企業は応募者の業務経験を最初に見るからです。

自分の強み(営業力がある、知識がある、資格を持ってる)は、業務経験があった上で、その次に他の応募者と比較するうえで見るポイントです。

 

では業務経験(もしくは近い業務の経験)があることを前提にして、企業にウケる強みは何か?

 

この問いは難しく、転職活動をうまく進める上での本質論ですが、個人的には「自分の頭で考えて行動した結果、数値実績」だと考えています。

(個人的には100%の確信がありますが)

 

実績のアピールは実は重要ではない

「営業で社内表彰を受けた実績」を自分の強みにしてアピールする方法がありますが、これって採用する側からすると判断が難しいんですよね。

 

応募者本人は自信満々でも、他社であげた実績は正しい情報なのか調べようがないので判断が難しいです。

 

仮に実績は正しいものと仮定して、下のケースでどちらの応募者が優れているか判断できますか?

 

■応募者Aさん
最大手証券㈱
収益実績:10億円(直近期)

■応募者Bさん
聞いたことない証券㈱
収益実績:3億円(直近期)
 

Aさんが凄いのは分かりますが、Bさんも凄くないですか?

 

転職経験がある方はお分かりいただけると思いますが、自分の実績は自分の力だと思っていても、実際は会社の看板・ネームバリューにかなり助けられたものですよ。

 

ちなみに蛇足ですが、わたしが採用担当者ならBさんを推します。

なぜなら「ハズレを引く可能性が相対的に低いと予想するから」です。

Aさんは担当したお客さんの質がたまたま良かっただけの可能性があります。

一方、Bさんにそれは起こりにくい。なぜならお客さんの質が良い可能性がかなり低いからです。

 

こんな感じで、採る側は結構冷静にジャッジしてますよ。

 

そんなあやふやな強みよりも、

 

①自分で仮説を立てる
②仮説に基づいて戦略を立案する
③実行
④結果を確認
⑤結果を踏まえて正しい仮説を立てる・・・以下繰り返し

 

といったトライ&エラーを自分で実行できる人の方が企業は何万倍も欲しいです。

 

日々の行動を言語化する

「そんな人はそういないだろ」

 

こんな風に思うかもです。

その通りでして、10人中、1人でもいれば良い方です。

 

だからこそ取り組む価値があるんです。

 

「戦略」と言うと大袈裟で難しくイメージするかもですが、「行動計画」と言い換えても構いません。

 

派手である必要もないので、今の自分の仕事内容の課題とその解決策を考えて日々行動していることを、リアリティをもってひとつのストーリーとして訴えることが企業に刺さる強みだとわたしは思います。

 

実際にやってみると分かりますが、そう難しくありません。

 

(わたしは実際にそうしてきました)

 

求人ごとに強調する業務経験、強みを変える

応募する求人ごとに履歴書や職務経歴書の書き方を変えましょう。

 

変えるといっても大きくごそっと変える必要はないです。

求人の募集要項欄を見て、その企業が求めている人物像を想像し、自分が協調したい業務経験、強みを先頭に持ってくることだけです。

 

人は第一印象で良くも悪くも他者を見るときにフィルターをかける生き物です。

なので、まったく求められてない業務経験を冗長に記載していると、

 

この人は違うなー

 

と、一瞬で判断されて書類選考落ちます。

 

採用する側はそんなに履歴書、職務経歴書を細かくは見ません。

見るのはあと2、3人ぐらいにまで絞られた時です。

 

求人ごとに履歴書、職務経歴書は修正しましょう。

 

優先②:30代の転職活動は家族の理解を得ることが必須

 

30代転職は辞めずに転職活動を進めるのが基本です。

 

となると、必然的に仕事を終えてからの時間が本格的に転職活動に充てられる時間ということになります。

 

自分1人になる時間が必要

・求人検索

・自分の強みを整理

・転職エージェントとの面談

・企業毎に合わせた履歴書・職務経歴書の作成

・求人申込み

・複数回にわたる面接、etc…

 

この工程を家族のサポートを得ずに進めてもうまくいかないです。(断言します)

 

子供がいたり、まだ小さかったりすると、そもそも自分一人になる時間を確保することが難しくなります。

家族とキチンと転職について話し合って、サポートをもらうことが転職活動を続ける秘訣です。

 

精神的なフォローなしで続けられる人は少ない

「家族のサポートなしでも転職活動はできるでしょ」

 

こう思う方もいるかもですが、時間の経過で気付くと思います。

1人で長期間にわたって黙々と続けるのって相当ハードですよ。

 

誰かに相談したくなって、うっかり同僚に話して、自分が転職を考えていることが会社に知られてしまった、なんて最悪です。

 

相談は家族または社外の(それも本当に信用できる)人です。

 

家族で最優先することは何か

これは個人的な意見ですが、家族がいる場合は、自分が最優先したいことではなく、家族が最優先したいことを叶えるための転職を目指すことをオススメします。

 

自分1人で転職先を見つけて内定ももらったけど、家族の答えは「年収が多少下がっても残業が少ないこと」かもしれません。

 

その場合、自分の考えを押し通して転職したとしても、あとでもう一度転職することになる可能性は結構高いですよ。

 

求人に申し込む前に家族とキチンと話し合うことをオススメします。

 

優先③:30代の転職では自分を安売りしない【必須!】

 

安易な年収ダウンは不幸な転職となる可能性大です。

 

人間の欲求には優先順位がある【お金 > やりがい】

 

やりがいを求めて転職して成功した筈なのに、なぜか満足感が得られない。何かが違う・・・

 

30代転職あるあるですが、大抵の場合、原因はお金です。

 

人間の欲求には段階があって、経済的な安定を求める欲求は自己実現欲求(やりがい)よりも強いと言われています。

 

30代転職で年収を下げることは個人的にオススメしません。

(ただし、副業で稼ぐんだ!という人が残業時間ほぼゼロの会社に年収を下げて転職するのはアリです。家族の同意は必須ですがw)

 

転職出来なくても生きていける【例外はブラック企業】

30代の転職活動は働きながら続けることが絶対条件だと思っています。

 

家族がいながら、収入ゼロで転職活動を続けるのは、貯金があろうが精神的にかなりハードです。

最終的に年収ダウンを受け入れて転職することすら受け入れてしまいかねないので、転職は今の会社に勤めながらにしましょう。

 

ただし、ブラック企業で体が限界という人は今すぐ辞めましょう。

体を壊してまで優先するべき仕事はこの世にないです。

 

自分を信じられない人間は他人も信用できない【転職活動失敗する】

某有名漫画「銀と○」のセリフですが、転職活動でもまさに当てはまります。

 

転職活動は疑心暗鬼になり易く、関わる人がなぜかみな胡散臭く見えてきます。(転職エージェントとかね)

 

でもそれは周りの人が胡散臭いからではなく、自分に自信がない、自分が自分の能力を疑っているからこそ陥る精神状態です。

 

30代になると、これまでの経験に自信が持てる人もいる一方で、自分の過去に自信を持てない人もいると思います。

 

わたしも自分の経験に自信を持てない日々を過ごしていた時期がありますが、それは自分の世界か狭いからこそ感じる錯覚でした。

自分が当たり前だと思ってることの中に、他者が価値を認めるものはあります。

 

わたしの話ですが、昔は「営業経験しかないこと」を「弱み」だと捉えてました。

ですが、業界・会社によっては「営業経験があること」を「強み」だと高く評価します。

具体的に高い給与という形で評価してくれる人たちも存在してまして、その人たちに出会えたことは幸運だったなと思います。

30代の転職で失敗したかも?という方へ

 

失敗かもと思う理由を整理する

原因が自分にあるのか、転職先にあるのか。

 

経験的に、この転職は失敗したかもと感じる理由のトップはお金だと思ってますが、どうでしょうか。

 

整理するときは欲求を6段階に分けて、今の不満・違和感がどの階層に位置しているかを確認することをオススメします。

欲求の階層については詳しくは「【30代】転職における成功とは」の1.1をご覧ください。 

 

転職が必要かどうか冷静に考える

今の不満・違和感が明確になったら、次は転職が必要なのかどうか、考えましょう。

 

不満が以下2つのいずれかの場合は転職が有力な選択肢になります。

生理的欲求(例:ぐっすり寝たい)

安全欲求(お金)

 

不満の元が上記2つ以外なら、転職後すぐの再転職は控えるべきです。

 

転職が必要だと思っても最低1年は今いる場所で頑張る

転職回数はネックにならないと思ってますが、在籍期間が短か過ぎると良い印象は持たれにくいです。

 

転職は理由さえ合理的であれば回数はカンケーないですが、あまりにも短期間だと理由に合理性を付けるのが難しいです。

ブラックでない限りは、今いる会社で最低1年は頑張ることをオススメします。

 

その間は、次の転職でアピールできる経験・実績を考えながら頑張ってください。

 

【30代】転職を失敗する理由と解決策【まとめ】

 

このあたりでまとめます。

 

・30代転職ではまず自分の経験と強みを認識する
・「業務経験」を柱に、「強み」を補強材料にする
・求人ごとに履歴書・職務経歴書の書きぶりは修正する
・30代の転職活動は家族の理解を得ることが必須
・30代転職では自分を安売りしない
・失敗したかもと思った場合、命orお金の危機でなければ最低1年は頑張る

 

以上です。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

よき転職ライフを。

 
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妻・娘・犬と暮らす30代現役銀行員。証券ドブ板→外資プライベートバンク→M&Aコンサル→銀行マーケット部門。保守的な業界に在籍してますが会社のしがらみ関係なく思ったことを発信しています。趣味はゲーム、読書、自転車。

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