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30代に求められる資格は何だろう?
これは皆が考えますよね。わたしも散々考えました。
本日はこういった疑問について、わたしの考えを発信していきたいと思います。
■この記事の内容
- 30代の転職で資格が必要なケース、不要なケースが分かる
- 30代で求められるモノが分かる
- 30代で有用な資格が分かる
わたしはこれまでに3回転職してまして、うち2回は30代に入ってからの転職です。
未経験の業界へも2回転職しており、その間、年収は650万円⇒480万円⇒570万円⇒1,100万円という推移でして、途中ダウンしたところから年収を上げてきた実績もあるので、それなりに説得力はあるかなと思っています。
詳しくは運営者情報をご覧ください。
【30代】未経験の業界に転職したい場合、資格は有効
業界未経験=業界の知識がない
個人的に、資格は知識を最低限は持っていると証明するものだと思ってます。
ですので、経験のない業界への転職を希望する場合、資格は役に立つというのがわたしの考えです。
30代の転職はまず業務経験を求められる
理由は明白で、即戦力であることが求められるからです。
ですので応募者が複数いた場合、業界経験がある人が相対的に有利だという事実があります。
これは否定しようがないですね。
ただ、学生がいっせいに就活を始める新卒就職ほど応募者が殺到するということは、転職活動においてはまず起こりえないですけどね。
とはいえ、数が少ない中でも比較がなされることに変わりはありません。
その中でいかに他者よりも優位に立つかと考えたとき、資格で最低限の知識レベルはすでに持っていることを証明できれば不利な状況は改善されます。
「改善」という言い方をしたのは、資格を持っていることよりも業界経験があることの方がやはり評価はされ易いからです。(当たり前ですね)
ですので、資格を持って最低限の知識レベルを証明して、そのうえで他社よりも優れている強み(実績など)をアピールする必要があります。
関連記事 【30代】転職活動で苦労すること&対策
例えばわたしの場合はこんな感じでした。

・最低限の財務分析能力
・セールス力

・簿記2級(最低限の知識をアピール)
・セールス力
簿記2級がなければそもそも書類選考を通過してなかったと思います。
「他の応募者の中に財務分析能力を持っている人がいなかったんじゃないの?」という疑問もあるかもですが、わたしのケースでは、他に業界経験がある(財務分析能力がある)人がいたものの、企業が求めるもう一つのニーズ「セールス力」がわたしより劣っていると判断されたため、わたしを採用したそうです。
(入社後に聞きました。聞けば案外、教えてくれます)
同業界での転職なら不要
同業界での転職では業務経験があるのは分かっているので、資格の取得(最低限の知識の証明)よりも、実績面でのアピールが重要になります。
もちろん、2人の応募者がいて、実績面も甲乙つけがたい場合は資格保持者を優先するということはあるでしょうが。
30代に求められる資格はない【現実】
30代に求められるのは戦力であることです。
資格はあるに越したことはないですが、求められはしません。
資格は戦力の証明にならない
繰り返しですが、資格は「最低限の」知識の証明でしかなく、資格がなくても業務経験を積んで知識が豊富な人はたくさんいます。
30代にオススメの資格はコレみたいな意見がありますが、資格を取って転職させたい転職サイトのポジショントークだと感じます。
20代なら資格は有効
20代は「戦力」であることよりも、言い方は悪いですが「使えるか使えないか」で判断され易いです。(もちろん業界によりますが)
資格を持っている=最低限の知識はある=何も分からなくて業務が回らないということはなさそう
こういった判断がなされやすいです。
30代に比べれば20代の方が時間に余裕があるケースが多いでしょうし、勉強しておいた方が良いですよ。
【30代】それでも取るなら簿記2級
企業会計が分かると応用が効きます。
地味ですが多分1番コスパ良いと思います。
職種を選ばない
経理部の人たちだけが取る資格ではないです。
企業会計が分かれば、顧客の財務状況に照らし合わせて提案出来るので営業マンにも役立ちます。
将来的に本部機能にも携わりたい場合は、企業会計が分かることはマストです。
業界を選ばない
多分あらゆる資格の中で一番応用が効くと思います。
取得し易い
本気で頑張れば1ヶ月で取れます。半年あればかなり楽ですね。
仕事後、毎日3時間ぐらい本気で勉強すれば、知識ゼロからでも1か月ぐらいで取れます。
具体的な勉強法は後日記事にします。
次点はTOEIC 700点以上(資格じゃないけど)
転職で申し込める求人を増やす、年収を上げるには一番効果が大きいです。
TOEIC 700点でも求人は増える
どうやら募集条件で「英語力=中級レベル」となってる求人に申し込めるっぽいです。(複数のエージェントが提案してきたので事実かと)
わたしのTOEICスコアは700点ですが、TOEICのスコアがなかった(受けたことがなかった)数年前と比べると、求人数が明らかに増えました。
次点としたのは、例えば今のスコアが500点未満の人にとっては結構時間がかかるからですね。世の中には半年でTOEIC900点!のような情報がありますが、鵜呑みにすると絶望しますよ。半年でTOEIC900点取るような人たちは(絶対、いや多分)元々の英語の素地があったんだと思います。(と思うぐらい、絶望します)
今度、TOEICの独学勉強法について記事にしたいと思います。(勉強法が出回ってる現在、ニーズがあるのか不明ですが)
700点でどこから目線やねん?って話ですが、TOEIC400点台から半年で600点、そこから1年で700点取ってるので、多少は説得力あるかなと。ちなみにわたしに英語の素地はありませんよ。(あったらもっと良いです)
850点から世界が変わる
転職で年収を上げる効果が高いです。
高年収で有名な外資系コンサルとかはTOEICスコア850点が応募条件になってる模様。(転職エージェントからの情報)
800点でもなく850点なのは、「800点だと、勉強して800点まで取ったけど喋れない人が多いから」のようです。
わたしも850点目指してますが、ブログ執筆に時間がかかって後回しになっちゃってます。(ニーズありそうならTOEIC850点までの日々の勉強具合などを記事にするかもです。もし本当に記事になったらブログネタがそろそろ切れそうなんだな、と察してください)
【30代】転職で資格は必要か?【まとめ】
- 未経験業界への転職は資格で知識をカバーする
- 30代の転職で求められるのは即戦力であるか否か。資格に頼ると失敗する
- 30代で取るなら簿記2級(コスパ最高)
- 年収を上げるにはTOEIC(効果絶大)
以上です。
よき転職ライフを。